どうも、ライタ―のてけてけです。

 今日はネット上の突如現れた未解決の暗号「cicada3301」について紹介したいと思います。
  
     cicadaは英語でセミですね。

IMG_1874

 個人的に未解決事件というか、この世にある解明されていない謎というのは大きく分けて3種類あると思っています。


1つ目は 
・宇宙の始まりや終わりなどといった、科学的に未解明な自然的な謎。


2つ目は
・未解決の殺人事件やコカ・コーラのレシピなどといった、人が関わっている人為的な謎。


3つ目は
・そのどちらともいえない(判断できない)謎。


 1つ目の謎については、例えば上の例もそうですが、数学上の未解決問題といった例も挙げられます。

 こちらは時間をかければ、解決できないような問題もあれば、全く解決できないような謎もあると思っています。


 2つ目の謎については、言ってしまえば、地球上の誰かは真実を知っている人がいるということです(もちろん、既に亡くなっている可能性はあります)。

 色々な事情により、事実が隠蔽されていて、ほとんどの人が真実は知らないが、何人かは真実を知っている人がいる(いた)と言うのが2種類目です。

 しかし、いくら人為的な謎であっても、本当に昔の事件などは解明するのは不可能に近いと思います。

 ロンドンで起きた有名な切り裂きジャック事件は最近の技術で、解決しましたが、あれは稀有な例だと思います。


 3つ目の謎については、マレーシア航空失踪事件や、ディアトロフ峠事件といった、そもそも自然の仕業なのか、誰か人間が意図的に起こした事件なのか、分からない謎が3種類目です。

 しかし、事件や事故は誰かが最終的に判断する人がいるので、ある意味では2つ目の謎でもあります。

 
 今回紹介するcicada3301とは2種類目の謎に含まれる謎で、そのcicada3301とは一体なんなのか?
を紹介したいともいます。


注意! 私はこの暗号を作った人でもなければ、解読しようとしていた(る)人でもないので、ほぼすべての情報がインターネットによるものです)




 最初の暗号

IMG_1852

 2012年1月、最初の暗号となる上記画像が海外の掲示板の4チャンにアップされました。

「こんにちは、私たちは高い知能の人間を探しています。彼らを見つけるために、あるテストをします。この画像の中にはあるメッセージがあります。それを見つけなさい。それは私たちの道しるべになります。それを通過できる少数の人に会えることを楽しみにしています。幸運を祈る。3301」


 これを暗号解読のプロたちが色々なツールを使い解読に成功します。

     すると、ある文字列が表れ、それはシーザー暗号になっており、さらにそれを解読すると下の鴨の画像が表示されました。

■イケイケ雑学ポイント■
シーザー暗号・・・一定数文字をずらした暗号のこと。




1920px-Caesar_cipher_left_shift_of_3.svg
(Wikipedia より)



IMG_1851

「おっと、これはただのデコイだよ。あなたは、この暗号を解読できないようだ」

    しかし、優秀なハッカーたちはこの画像からout、guessと言う単語からOutGuessという画像に情報を隠すことができるプログラムを使い、一番最初の画像からあるURLを発見することができました。


 そのURLには「掲示板のURL」と「ある本」を探せというメッセージがありました。

     そしてその本を解読すると、ある電話番号が発見されました。その音声が下の動画になります。
(録音メッセージ)





    ざっくり説明すると、

「最初の画像に3301以外に2つあるのでその2つと3301を掛けた数に.comを足して次のステップに進んでください」

という音声です。

    そして、もちろん解読して次のステップに進むと、カウントダウンのページが表示されました。

 また、そのサイトのカウントダウンが0になったとき世界中の5か国14か所の座標が表示されました。


 もちろん、これは1人で全部見て回るのは不可能なため、インターネット上でもコミュニティサイトで協力するようになりました。

OIPR9C9A1O5



 さすがにここまでくると、いたずらの可能性はないと思いますね。

 ハッカーたちも何らかの国際的集団が絡んでいると思っていたようです。

 これを読み取ると、「私たちが欲しいのは、最高の人材だ、付き添い人ではない」という文字が表れました。


 ここからまたこのURLを解読し、実際に数人は答えにたどり着いたようです。


 しかし、

1か月後、このような画像が投稿されます。

Finalmessage


「求めていた人材を、見つけることができました。これにて1か月の旅は終わります。今のところは。」



 というメッセージを残してcicada3301は去ってしまいました。

 結局cicada3301とはなんだったのかは、最後までたどり着いた人しか分からない状況になってしまいました。


 しかし1年後、2年後また、同じような画像が投稿されます。

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↑1年後


↓2年後
cicada_3301_2014





    この2年の暗号解読はかなり難解で、大変だったようです。


というのも、リベールプリムスというcicada3301の本を何ページも解読しなければならなく、数ページは解読できたようですが、未だに全ページは解読には至っていないようです。

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上記の画像がそのリベールプリムス(Liber Primus)の画像。

     ページ数はもっとあります。

    そして、2015年はcicada3301の連絡はなかったそうです。

      また、2016年は連絡はあったようですが、リベールプリムスを解けというメッセージだけだったそうです。

      ここからは、個人的考察になります。

      とりあえず、考えられている説を見ていきたいと思います。


1、CIAやNSAなどのリクルート活動

2、Anonymousやフリーメイソンといった秘密
結社

3、いたずら

4、AIの人類への挑戦

5、その他


 まぁ3,4はないと思ってよさそうですけどね。(笑)

 個人的には2なのかなと思っています(勘です)。



 個人的に引っかかることは、なぜセミか?ということですが、無理矢理、理由をつけると、素数ゼミ(周期ゼミ)という間隔が素数の年に生まれてくる(天敵から身を守るため)セミのことと関係があるのかなと思うんですよね。


    またcicada3301に所属していた人曰く、「cicada3301に近づかない方がいい。正しい思想もあるが、今はもうカルト教団になっている」

と発言されています(発言は存在しますが、内容が真実かどうかはよくわかっていません)。



    この発言が正しければ、断定はできないですが、やはりanonymous のような秘密結社であるカルト教団�という説が個人的には有力です。

   cicada3301も法に触れるようなことはしないと言っているみたいなので、市民の味方ではあって欲しいものです。
    


 また最新情報があったら更新したいと思います!

 今日はネット上の暗号について紹介してみました~

 やっぱり、こういう謎のハッカーとかはかっこいいですよね!(中二病)

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 ではでは。
 
こちらの方の動画がとてもわかりやすいです!




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参考URL
http://img3.wikia.nocookie.net/__cb20130105172755/uncovering-cicada/images/6/67/1357366592898.jpg
https://regmedia.co.uk/2014/01/11/cicada_3301_2014.jpg
https://warikini-topic.jp/769.html