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どうも、管理人兼ライターのてけてけです。
今日は鏡に関する雑学を紹介したいと思います。
一つだけ忠告しますが、今日のトピックは今までの記事の中でもトップクラスで難しい分野です。
できる限りわかりやすく説明するので、ぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。
鏡は自分の真実の姿を写さない。
そもそも、真実の姿とは?という疑問もありますが、今回は他人から見られている自分ということにします。
これはどういうことかと、言いますと、
Aさんは、顔の右側にほくろがあるとします。
すなわち、BさんがAさんを対面して見た場合、Bさんからは左側にほくろが見えますね。
では、Aさんが鏡に写った自分の姿を見るとどうでしょう。
このとき鏡に写ったA’さんのほくろは、Aさんから見ると、右側に写ることになります。
つまり、鏡で見る自分の姿と、他人から見られている自分の姿は違うということになります。
これは関係があるか分かりませんが、よく、写りのいい写真を選ぶとき、他人と自分の意見が違うときがあります。
これはもしかしたら、普段見ている自分が他人とは異なっているので、意見が食い違うのかもしれません。
また、左右反転に関して面白い現象があります。
それが将棋です。
将棋の駒は左右には対称の動きをするため、盤面を左右反転(ひふみんアイではない)した場合も有利不利が変わることはありません。
理屈的には、初期配置でお互い、飛車と角を交換しても何も変わらないことと同じです。
しかし、今の将棋AIやプロ棋士の感覚だと、中盤のねじりあいの場面(互角の範疇)では、左右反転すると評価が変わることがあるそうです。
(互角の範疇という言い方をしたのは、将棋の世界では形勢が互角だとしても、「方針がわかりやすい」や「作戦勝ち」など微妙に違うニュアンスがあるためです。)
将棋AIがなぜ評価が変わるのかは様々な議論があり、一つの説では、将棋AI同士で戦わせた場合、相手側のAIが左右反転したとき、評価が変わるため、自分側のAIも反転させたほうが勝率が高いからという説があります。(なぜ勝率が高くなるかは私にはわかりません)
また人間が評価を変える場合は、その局面を考えたとき、人間はそこまでの過程を無意識に追ってしまうためと思われます。
これは、ある局面にたどり着いたとき、将棋はその局面までの過程の違いで有利不利になることはないので、本来であれば、その過程を追うことは無意味であるのですが、将棋の作戦の心理として、ある局面にたどり着いたときは、作戦(駒組みなど)がうまくいったと思うときもあるようです。
これは、かなり誤解されがちですね。
というのも、鏡を見るときに人間は正面に立ってみる場合が多いのでそういった誤解が発生してしまうのかなと思います。
鏡は正確には、左右が逆転しているわけではなく、奥行き(前後)が逆転しています。
まず、これを解くカギは、まず鏡を中心に考える必要があります。
鏡に向かって指を指した場合、指先がかなり近づきます、それに比べて、自分と鏡に写った自分とはその指同士の距離に比べて遠くなりますよね。
つまり、これは前後が対象となっている(数学のベクトルでいう、+が-の方向になる)ということになります。
またこのあとも、また説明しますが、人間が左右が逆転していると思ってしまう原因としては、人間の体が左右対称に近いからだと言われています。
合わせ鏡は無限個でなく、有限個である。
合わせ鏡というのをご存知ですか?
鏡を2枚向き合わせると、そこには、たくさんの像が形成されますね。
昔、これをやって少し怖かったイメージがあります。
たくさん、鏡が映し出されるし、これは目に見えない部分はあるけど、無限にあるだろうなと当時は思っていました。
しかし、実際は違います。
これには、いくつかの原因があります。
1、1枚目の像が2枚目以降の像を隠してしまう。
たしかに、これによって肉眼で見れる数にはかなり限られてしまいますね。
2、反射率100%の鏡は存在しない。
これは光はすべてを反射するわけではないということですね。
率という表現をしていますが、鏡を見れば、必ず自分が写しだされるように確率という表現ではないです。
3、光速度は有限であるので、仮に無限の合わせ鏡作るとしても、無限の時間がかかる。
個人的にはこれが1番納得がいきますね。(笑)
ほかにもありますが、有限であることが分かったので、今回は割愛します!
右手を上げたら、鏡の自分はどっちの手を上げてる?
右手をあげて、鏡に立ってみると、鏡に写った自分はどちらの手を上げていますか?
たぶん、なにも考えなければ、左手と答える思います。
おそらく、私もこれが質問されたら、左手と答えるでしょう。
しかしよく考えてみてください。
そもそも「右」という言葉を説明できますか?
こういう簡単なものほど、説明って難しいですよね。
ではまず、上下から定義してみましょうか。
普通「上」は頭の方、「下」は足のほうと定義しますよね。
次に前後ですが、これも、「前」はお腹側、「後」は背中側と定義すると思います。
では、左右はどう定義しましょうか。
今回は、自分の利き手側を右とし、その手を上げてみましょう。
するとどうでしょう。
鏡の中の世界では、利き手が現実の世界とは異なっていますよね。
しかし、今回は利き手側→右と定義したので、鏡の中の世界でも、上げている手は右手となります。
つまり、大事になことは、定義によって、右と左は変わってしまうということになってしまいます。
つまり右手を上げたとき、鏡の中の人が上げている手は「分からない」もしくは、「左右の定義による」が正解となります。
なぜ、人間が、左右が入れ替わってると勘違いしやすいかという理由は、人間の体は上下前後は対象ではないですが左右は対称なので、こういった心理に陥るそうです。
相対性理論の発見には鏡が関係している。
鏡は光の反射を利用して、自分が写っているというのはご存知かと思いますが、次のようなことを考えたことはありますでしょうか。
「もし、自分が光の速さで鏡を持ったら、自分の姿は鏡に写るか?」
つまり、光が鏡に届く速度と同じ速さで自分も鏡に向かって動くため、自分の姿は鏡に写らないだろうという考えです。
これはもちろん答えはNOで、鏡に自分の姿は写し出されます。
これは相対性理論を確立したアインシュタインの最初の発想ですが、その天才ぶりには度肝を抜かれます。
光が世界一早い物質で、相対速度がないというのは未だに私には理解はできますが、納得がいかないのですよね。
これこそ光速度不変の原理と言われる「原理」であるので、そういうものと捉えるしかなさそうです。
鏡に写った自分を自分と認識できる動物は人間だけではない。
人間は鏡に写った自分を自分と捉えることができます。
その他の動物の場合は、ミラーテストと言われるテストを行い、その動物が自分を認識できるかというテストを行います。
この自分を認識できる能力は、鏡像自己認知能力などと言いますが今では、様々な動物が確認されています。
例えばオラウータンや、イルカ、ゾウなどといった知能の高い動物がやはり、自己認識が確認されているようです。
最近の研究では、イカにも鏡像自己認知力があるようです。(タコは不明)
ちなみに、犬ですが、犬に鏡像自己認知はないようで、鏡に映し出された自分には、「匂いのないなにかがいる」と認識するようです。
鏡と鑑はほとんど同じ意味の漢字である。
よく、SNSなどで、「○○の鑑」という言葉を見ますが、これを誤って「○○の鏡」と書く人がいます。
私は友人などが漢字を間違えて使用していた時は、状況にもよりますが、あまり注意しません。
しかし、違和感は少なからずあります。
また、最近分かったことなのですけど、「鏡」と「鑑」は実際には同じ意味で、「鏡」という言葉でも、お手本という意味は持つそうです。
もちろん、ニュアンス的に微妙な違いはありますが、水鏡を表す「鑑」を用いても、
ガラスなどの「鏡」でも「○○の鑑(鏡)」として使っても間違いではないようです。
注意しないで良かった。。。
いかがでしたか?
「鏡に向かってお前は誰だ」っていうとゲシュタルト崩壊を起こして精神に異常をきたすという都市伝説がありますよね。
これは嘘だろうと思いつつも、意外と怖くて実践できないんですよね。
そんなことはおいておいて、今日のテーマはどうでしたか?
少し難しかったかもしれませんね。
説明がわかりずらいや、間違いなどありましたら、コメント欄でぜひ教えてください!
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