六法全書の「六法」って何??






 

お疲れ様です。ゆまじんです!
今回も法律シリーズ、六法についてですね!
・法律と言えば六法全書

 

しかし、聞いたことはあるけど見たことはないという方、結構多いのではないでしょうか?

 

実物はこちら!
IMG_2816

 

はい、とてつもなく大きいですね。笑

 

なんとページ数は6000ページ以上あります😳😳(値段も13000円くらいします)

 

これではとても持ち運べないので
そのために小型サイズの六法「ポケット六法」(通称:ポケ六)があります!(こちらは2000円ほど)

 

IMG_2818
ポケット六法(ポケットに入るとは言ってない)です!

 

この六法全書に載ってるものが六法なんでしょ?
と思ってしまいそうですが、六法全書には様々な法令が載っています!

 

○イケイケ雑学ポイント

法令とは法律と命令(政令、省令など)をあわせたもの。

 

・六法とは
 
六法とはその名の通り六つの法律のことを指します。
これはかの有名なナポレオンが制定したナポレオン5法典を基にしています。そこに憲法を追加して六法というわけですね。
六法は日本における主要な法律で、その中身は

 

「憲法」
「民法」
「商法」
「刑法」
「民事訴訟法」
「刑事訴訟法」の6つです。

 

見慣れた法律もいくつかあるのではないでしょうか?

 

順番に解説していきます。
全てを詳しく解説すると非常に長くなってしまうため今回は簡潔にいきます。
また後日焦点を絞って紹介できればと思います。

 

・憲法
IMG_2820
皆さんご存知の日本国憲法ですね。

 

国家権力に対して制限をかけ国民の人権を保障するもので、国の統治の規範や国民の権利を定めています。

 

○イケイケ雑学ポイント

憲法は最高法規・・・全ての法律は憲法に違反しないように作られるため、憲法はあらゆる法律より優先されます。そのため憲法は法律ではなく法と呼ばれる。

 

中学生の時に習った三大原則も憲法のものです。
・国民主権
国の政治を決めるのは国民であるということが憲法前文に定められています。ちなみに以前は天皇主権でした。

 

・基本的人権の尊重
人が生まれながらに持っている人らしく生きる権利は尊重されなければならないということが定められています。

 

・平和主義
9条に定められている戦争の放棄です。

 

・民法
IMG_2821
その名の通り、民のための法律です。
難しい言い方をすると私人間の法律です。

 

個人と個人の間の法律であるため、日常生活での行為は全て民法に定められています。
馴染み深いものは、契約や婚姻、相続についてですね。

 

民法にも三原則があります。
  • 私的自治の原則・・・私人間の契約内容は自由に決められる。
  • 所有権絶対の原則・・・所有権は絶対の権利で、簡単に言うと、自分のものは自分のものということです。
  • 権利能力絶対の原則・・・誰しも権利義務の主体になれる。つまり、性別や職業にかかわらず、全ての人は契約などの権利を持つということです。
・商法
IMG_2822
まず商法は民法の特別法です。

 

例えば個人でお金を貸し借りするのと、金融機関からお金を借りるのでは、利率など全く違いますよね?

※民法大改正により、商事法定利率(商売によって生じる利率)が廃止され民法の利率が適用されるそうです。 2019年12月現在追記

 

このようにある法律で定められていることを、より特定して定めたものが特別法です。

 

そのため商人同士の取引においては、民法より商法が優先します。

 

これが一般法と特別法の関係です。

 

話しが逸れてしまいましたが、商法には商人の営業、商行為についてなど、商売についての法律が定められています。

 

ちなみに、商法はほとんどの法学徒が苦手な法律です。笑

 

それも当然で、主体的に商売をしたことがないのですからね。

 

「一度会社で働いてから商法を学んだ学生は、とても面白いと言っていた」と教えてくれた教授の言葉を今でも覚えています。私はもう商法は勉強したくありませんが……笑



 

•刑法
IMG_2823
刑法は学生時代、私の専門分野でした(専門とは言ってない)

 

刑法は犯罪と刑罰について規定しています。(犯罪の定義は後日)

 

民法が人と人の法律であるのに対して
刑法は国家と人の法律です。

 

つまり、犯罪を犯したものは国家によって裁かれるという関係です。民法が横の関係であったことに反して、上下の関係ですね。

 

何が犯罪で、どのような裁きを受けるかということが刑法に載っていますが

 

もし刑法がなければ、国の気分次第で犯罪者になってしまう訳です。

 

○イケイケ雑学ポイント

これは罪刑法定主義という大原則で、憲法に規定されています。

 



・民事訴訟法、刑事訴訟法
IMG_2826
訴訟とは裁判のことで、
民法を実現させるための裁判を民事訴訟法
刑法を実現させるための裁判を刑事訴訟法で定めています。

 

当然ですが、民法と刑法では裁判の方法が違います。

 

例えば
民法は、民と民の裁判のためお互い納得すれば和解があります

 

刑法には和解はありません。(刑法の関係は国と人ですから当たり前ですよね)

 

少し考えれば、裁判の違いも想像できると思います。

 

貸したお金が返ってこない。
使用期間が終わったのに土地から退去しない。
離婚したい。
などは全部民事訴訟で、
 
お金を盗んだ。
人を傷つけた。
詐欺をした。
などが刑事訴訟です。
少し難しい話しでしたが今回はここまでです。
なるべく噛み砕いたつもりですが、いかがでしたか?
この法律をもっと詳しく知りたい!などありましたらコメントください😊(商法だけはやめてください)

 



このブログでは、くだらない雑学から話題のニュースまで網羅していきたいと考えています。

 

もし興味を持ってもらえましたら、ブログのシェア、Twitterのフォローやコメント、ブログリーダーの登録をお願いします😊

 1,383 total views,  4 views today

SNSでこの記事をシェアしよう!

「六法全書の「六法」って何??」に2件のコメントがあります

  1. 司法試験受験生 より:

    今回の民法大改正に伴い、商事法定利率の条文は削除され、民事法定利率の処理で統一されることとなりました。

  2. ゆまじん より:

    >>1
    コメントありがとうございます!
    そうだったのですね!
    当方は学部生の頃の知識で止まっていて、そのまま書いてしまいお恥ずかしい限りです……。
    司法試験頑張ってくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Let’s share!