イケイケ雑学

生きていく上で全く役に立たないような雑学からためになる雑学、話題のニュース、おすすめ紹介やゲーム記事までを毎日配信しています。Let'go!go!

和歌

BLEACHのポエム好きなやつ集まれ!まとめ!


人気記事はこちら!







どうもゆまじんです!

前回に続き今回もBLEACHです。

今回は巻頭のポエムについて語りたいと思いますのでお付き合いください。

全74巻中から7選です!

ストーリーのみではなく、日常生活に当てはまるような詩はそちらの方向で解説していきます!

※ネタバレは極力控えてあります。



THE BLADE AND ME


錆びつけば 二度と突き立てられず 

掴み損なえば 我が身を裂く   

そう 誇りとは  刃に似ている



表紙のタイトルは「刃と私」 

つまり一護と斬月ですかね?

詩の方もタイトルに合わせていますね。


誇り、つまり自尊心は身の丈に合わないものを持つべきではないと受け取りました。


山月記の「臆病な自尊心」にも通じるものがありますね!





END OF THE CHRYSALIS AGE


君が明日 蛇となり 
 
人を喰らい 始めるとして

人を喰らった その口で  

僕を愛すと 咆えたとして  

僕は果して 今日と同じに  

君を愛すと 言えるだろうか 


愛について語った詩ですね。


ファンの方はこの詩が1番好きな方も多いのではないでしょうか?


それほどストーリーにも通じている詩です。


BLEACHの詩と表紙のキャラクターは一致していることが多いのですが


この詩に関しては、ストーリー的に、僕=ギン(表紙のキャラ)ではなく、君=ギンであると思います。


余談ですが、小説家の中島らも氏も愛について語っています。

お互いの無知で傷つけあって、それでもお互いを許しあって、いやし合いながら過酷な時の流れにいっしょにたちむかっていくのが愛というもので、無傷なツルンとした愛などは「愛」の名に値しないと思います。出典:恋は底ぢから
どちらもシンプルな愛を語ることを問題視しているように思えます。



THE BROKEN CODA



我々は涙を流すべきではない  

それは心に対する肉体の敗北であり  

我々が心というものを  

持て余す存在であるということの
 
証明にほかならないからだ  


BLEACHが中二病発症漫画と言われる所以のような詩ですね!


掟で心を縛る白哉の心情を如実に言い表しています。



実際大人になっても涙を流すことってありますよね。

やはり我々は心を持て余す存在なのでしょうか?





OUT OF BLOOM

BLEACH カラー版 57 (ジャンプコミックスDIGITAL)

散りて二度とは 咲かずとも

炎のごとくに 散るぞ美し

先ほどと同じキャラクターです。


BLEACHでは主要キャラは何度か表紙を飾るため、違った詩が楽しめていいですよね!


この詩はBLEACHの中では非常に珍しく、定型詩に近いものになっています。


声に出せば分かりやすいですが、音の数が7・5・7(8)・7になっていますよね?


BLEACHの詩は、ほとんどが自由詩または散文詩で書かれているため、印象に残りやすい詩ですね。






The Lost Agent





僕は ついてゆけるだろうか

君のいない世界のスピードに


幸せとは失ってから気づくもの」なんて言ったりしますが、ずっと一緒だったものって失わないと気付かないものですよね。


この詩はそのことに関してなのですが


失ったことを長々と書くのではなくシンプルな文にしています。


それでいて表現の仕方により深みを持たせている点が素晴らしいと思いました。


BLEACHの詩の中では最も有名なのではないでしょうか?







The Six Fullbringers



時は常に背後から迫り

唸りを上げて眼前に流れ去る


踏み止まれ

時がお前を 美しい世界へ押し流そうと

どれほど牙を剥こうとも


前を見るな

お前の希望は 背後に迫る

冥冥たる濁流の中にしかない



これは目の付け所に感心しました。


人は過去に起きたこと思い出すことによって見ることができるが、未来を見ることはできない。


そのことを「時間は背後から目の前に流れる」と表現したのは流石の一言です。


希望を表現する詩の中で、前を見るなとは表現力の違いを見せつけられます。







THE BLOOD WARFARE


BLEACH 55 (ジャンプコミックス)

一歩踏み出す 二度と戻れぬ

三千世界の 血の海へ


最終章は千年血戦編です。


その文字をリズムよく詩の中に落とし込んでいるところが素晴らしいです。


私のような凡人は123と来たのだから死で締めてドヤ顔してしまうところです。お恥ずかしい。


三千世界と言えば、高杉晋作の



三千世界の烏を殺し


主と朝寝がしてみたい


も有名ですよね!こちらも心に残る詩です。





まとめ

いかがでしたか?

今後もBLEACHだけではなく様々な詩を紹介していきたいと思います!




 このブログでは、くだらない雑学から話題のニュースまで網羅していきたいと考えています。

 もし興味を持ってもらえましたら、コメント、ブログのシェア、Twitterのフォローやブログリーダーの登録をお願いします。
最近では、インスタグラムも始めたのでよろしくお願いします!
 
 Twitterは↓↓↓


 インスタグラムはこちら

 Facebookはこちら

 
 ブログリーダーの登録もぜひお願いします↓↓↓






あなたにオススメの記事!






































今日の和歌紹介(百人一首)

編集長のゆまじんです!

鈴虫の鳴き声を聞くと秋の訪れを感じますが、まだ暑いですね☀️

秋という季節は、桜も咲かなければ、雪も降らず、海にも入れない。せいぜい山の色が変わるだけなんて幼い頃は思っていましたが、秋の俳句に触れれば触れるほど、秋の趣の深さを感じるようになりました。
秋はどこか俳句と似ていて感性を豊かにする季節であるように感じます🤔

ということで!今日紹介する和歌は秋という漢字が入ったものです!百人一首にも載っている和歌ですので知ってる方も多いかと思われますが、私の大好きな和歌です!



吹くからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を嵐といふらむ

作者 文屋康秀


現代語訳(文法解説は割愛)

山から風が吹くとすぐに、秋の草木がしおれるので、なるほど、だから山風のことを嵐(荒らし)と言うのだなあ


嵐という漢字が山と風から出来ていること」と、そして「山風が吹くと荒らされたように草木がしおれること」を結びつけ、言葉遊びの要素を取り入れた和歌です。作者は文屋康秀であり、傑出した歌人である六歌仙の一人です。(在原業平や小野小町も六歌仙)

ええ、素晴らしい和歌ですよね😳
嵐という漢字を見て、一体何人の人がこの発想に辿り着くのでしょうか。そしてそれを和歌にしようと思うのでしょうか。作者の力量に脱帽するばかりです🙄
そんな秋の和歌でした😊本当に和歌には飽きが来ませんね!

それではまた次回👋
スポンサードリンク
読者登録
LINE読者登録QRコード
Twitter プロフィール
ウェブメディア「イケイケ雑学」の公式ツイッターです。生きていく上で全く役に立たないような雑学からためになる雑学、話題のニュース、おすすめ紹介やゲーム記事までを毎日配信しています。いいねやRTよろしくお願いします。
メンバーリスト
お問い合わせ